iMovieHD を使った取り込みと編集,チャプタマーカーによる映像マーキング。

Apple iMovieHD
撮影したゲームのビデオを編集、DVD作成しましょう。
あなたはまるでプロデューサー、映像監督。革新的なビデオ編集アプリケーションのiMovieHDがあれば、より簡単に、より速く映像を制作できます。例えば、ビデオクリップを編集(トリミング、並べ替え)し、チャプタマーカーを付けるだけで、ただのゲームビデオが何度でもチェックできる戦略資料になります。

　どのチームでも、後でいろいろ活用しようと試合や練習のさまざまなビデオを撮影していると思います。しかしその映像をどれだけ有効に使っているでしょうか？
実際のミーティングやゲームプランを考えるときには、見たい部分を出すのにビデオテープでは早送りや巻き戻しをしなければなりません、これは無駄な時間です！去年の試合のあのプレーが見たい、となるとそのビデオを探して、さらにプレー部分を探し出さなければなりません。
そこでビデオをMacへ取り込みましょう、早送りも巻き戻しも一切不要のDVデータにしてしまえば、後は狙ったシーンをマークし名前を付けるだけです。

　選手にフィードバックしているでしょうか？
映像を選手に見せるのはとても効果的です。ほとんどの選手は自分プレイを振り返ろうとはしません、あるいは撮りっぱなしのビデオをただ見るだけです。
ディフェンス時のポジション確認やセットプレイ時のポジションやムーブの確認、シュートフォームなどをチェックさせましょう。


AppleのiMovieHD というソフトは、マニュアルを見ないでも結構使えてしまう超簡単なソフトです！

さあ、MacOSX10.4とiMovieHDでここから始めましょう。
	-まずは、iMovieHDの起動から- 1.FireWireケーブルを使って、MacのFireWireポートにビデオカメラを接続し、ビデオカメラの電源を入れます。 2.Dock内のiMovie HDアイコンをクリックします。 「新規プロジェクトを作成」をクリックするか、「ファイル」メニューから「新規プロジェクト」を選択して、新しいプロジェクトを作成します。 #1サンプルムービー(QuickTime5.2MB)*1（iPod）
	-適切なファイル名を付ける- ダイアログが表示されたら、プロジェクトの名前を入力します。iMovie HDでは特に指定しない限り、プロジェクトをハードディスクのムービーフォルダに保存します。 「作成」ボタンをクリックします。 （ファイル名は半角英数で付けることをお勧めします。） ※ハードディスクの空き容量を確認する デジタルビデオの映像を扱うには、たくさんのディスクスペースが必要です。たとえば、5分間の長さのデジタルビデオは約1GBのディスクスペースを使います。同じ長さの映像でも保存するフォーマットが違えば、2〜4GBも必要になることがあります。
	-DVテープからの取り込み１- iMovie HDの操作ボタンを使って、読み込みを開始したいシーンに合わせます。 「読み込み」ボタンをクリックします。 ※DVカメラとの互換性 iMovie HDは、標準DVからHDV、最新のMPEG-4ビデオカメラにいたるまで、ありとあらゆる種類のDVカメラをサポートしています。
	-DVテープからの取り込み２- クリップがiMovie HDのクリップパネルに表れます。 ※コマ落ちを防ぐ為、ビデオの取り込み中は、他のアプリケーションを開かない方がよいでしょう。 #2サンプルムービー(QuickTime22.8MB)*1 （iPod）
	-DVテープからの取り込み３- 映像は自動的に「シーン」またはクリップに分割され、ムービーで使用できる状態になります。 読み込みを終了するときは、「読み込み」ボタンをもう一度クリックします。 「ファイル」メニューの「プロジェクトを保存」を選択して、プロジェクトを保存します。
	-取り込んだクリップの編集１- クリップを複数のクリップに分割する シーンブレークがない非常に長いクリップをいくつかのセクションに分けたい場合、簡単に複数のクリップに分割できます。再生ヘッドを分割する位置まで移動し、「編集」メニューから「ビデオクリップを再生ヘッドの位置で分割」を選択します。 ※分割したクリップにはそれぞれ名前を付けることができます。
	-取り込んだクリップの編集２- 不要なクリップを削除する iMovieプロジェクトで使用するすべてのクリップを選んだら、不要なクリップはすべて削除します。プロジェクトを整理し、ディスクスペースの残量を増やすためです。不要なクリップを削除するには、iMovieのゴミ箱にドラッグします。あるいは、不要なクリップを選んでdeleteキーを押しても削除できます。これらのクリップはiMovieのゴミ箱を空にしないかぎり残っているので、気が変わったら元に戻すことができます。
	-タイムラインに映像を並べる１- iMovieのクリップパネルでクリップを選択します。 iMovieウインドウの下部にあるクリップビューアにドラッグします。 #3サンプルムービー(QuickTime13.2MB)*1（iPod）
	-タイムラインに映像を並べる２- タイムラインビューワ画面でクリップを配置した図。
	-クリップを自由に並び替える- iMovie HDでは、クリップを並び替える方法がいくつかあります。読み込んだクリップをクリップパネルからタイムラインにドラッグして並べたり、タイムラインビューア上でドラッグして並べ替えることができます（クリップをクリップビューア上で移動するのと同じやり方です）。複数のクリップを選んで一緒に移動する場合は、shiftキーまたはコマンドキーを押しながら移動したいクリップを選びます。(クリップビューワ画面で配置)
	-ムービーにチャプタマーカー（マーキング）を追加する１- 何度でも繰り返し見たい場面にマーカーを付けることができます。 つまり、巻き戻しも早送りも必要のない特別な印です、このマーカーを追加しておけば、 セットプレイの始まり、良いプレイ、悪いプレイなどを簡単に何度でも見返すことができます。 iDVDボタンをクリック。
	-ムービーにチャプタマーカー（マーキング）を追加する２- チャプタマーカーを追加することで、映像の場面が変わる部分に印をつけられます。再生ヘッドを、新しいシーンを開始したい位置に合わせ、「チャプタの追加」ボタンをクリックします。チャプタは好きなだけ追加できます。 なお、チャプタタイトルも変更することができます。 #4サンプルムービー(QuickTime21.1MB)*1（iPod）
	-ムービーにチャプタマーカー（マーキング）を追加する３- 追加したチャプタマーカーをクリックすると再生ヘッドが移動します、 再生ボタンで再生できます。なお、フルスクリーンボタンでフルスクリーン表示もできます。 #5サンプルムービー(QuickTime17.1MB)*1（iPod） ※ショートカットキー ●再生／停止、および取り込みの開始／終了　スペースバー ●1 フレーム進ませる　→ ●10 フレーム進ませる　Shift＋→ ●再生ヘッドを進ませる　→キーを押し続ける ●1 フレーム戻す　← ●10 フレーム戻す　Shift＋← ●再生ヘッドを戻す　←キーを押し続ける
せっかくなのでDVD作成
	ムービーをiDVDに書き出してテーマを選択する iMovieウインドウの「iDVD」ボタンをクリックします。 「iDVDプロジェクトを作成」ボタンをクリックして、ムービーをiDVDに書き出します。 iDVDが起動し、iDVDウインドウにムービーが現れます。 「カスタマイズ」ボタンをクリックして、カスタマイズパネルで「テーマ」タブが選択されていることを確認します。 テーマを選択すると、iDVDウインドウにテーマのプレビューが現れます。 「プレビュー」ボタンをクリックして、DVDがどのように再生されるのか確認します。 「作成」ボタンをクリックして、記録可能なDVDディスクをMacに挿入します。
	DVD作成に、2時間の映像なら約4時間かかります。 出来上がったDVDは、パソコンやDVDプレイヤーなどで再生できます。 #6サンプルムービー(QuickTime28.4MB)*1 （iPod）

*1サンプルムービーを見るには最新のQuickTime7が必要です。

　

Apple Computer

MacOSX10.4が装備するさまざまなデジタルツールは、今日のデジタルライフを思いきりエンジョイできるように設計されています。Macには、iTunesやiPhotoに加え、iMovieHDが付属。さらに、SuperDrive搭載の全モデルにはiDVDも付属します。Mac本体がそうであるように、これらのツールも使いやすく、とてもスムーズに動作します。
iMovieHDを使えば、デジタルビデオの映像を取り込んで、BGMや効果音、タイトル、エフェクトなどを駆使して、友人たちが何度も見たがるような洗練されたビデオ作品に仕上げられます。
iDVDは、iPhotoで取り込んだ写真やiMovieHDで編集したムービーに、オリジナルのメニューをつけてDVD-Rディスクに記録できる便利なアプリケーションです。出来上がったDVDディスクは、市販のDVDプレーヤーなどで再生することができます。

・Mac OS X Tiger(革新性・使いやすさ・信頼性における数々の進歩。何よりもMacらしい。)
・iLife '05(デジタルミュージック、デジタルフォト編集、ムービー制作、DVD作成のための、数々の賞に輝いたソフトウェア。)
・Final Cut Express HD(プロフェッショナルレベルのビデオ編集をお求め安く。)